銀座 厲家菜 芙蓉

銀座1丁目 厲家菜 ■7/23(土) ランチ ■芙蓉 4,800円+サービス料10% 清の宮廷の料理長の流れをくむ歴史のある中華料理店、厲家菜。 西太后が食した料理そのままを、提供してくれるというふれこみのお店ですが、先月、六本木から銀座のポーラビルへ移転してきました。 9Fのエレベータを降りると、真っ暗闇のお出迎え。 ガラス戸が閉まっていると、明かりが無限廊下にみえるような造りになっています。エントランスから凝ってます。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

ランチメニューは、芙蓉コース4800円、連理コース6800円。 以下、芙蓉コースです。 最初に前菜6品。 西太后の時代の宮廷料理そのままだそうです。いずれも、中華らしからず、あっさりめな味付け。 とくに、右手前の麻豆腐がえだ豆の香りがして、夏に合うさっぱりな料理です。 そして、主菜の一皿めは、スペアリブの甘酢あんかけ。 コラーゲンたっぷりのスペアリブ。健康食です。 そして、甘酢の甘さと酸っぱさが絶妙です。 主菜二皿目の茄子と豚肉の炒めもの。 甘味抑え目のそら豆の羊羹。 最後のデザートに、酢と牛乳をかためたヨーグルト。 杏仁豆腐に見えますが、甘さよりも酸味がある牛乳味のデザートです。 中国茶で、食後まったりできます。 六本木のときは、だいぶ席数が少なく、どちらかと言えば厳かな雰囲気だったようですが、今回は明るく席数も多めに用意されています。 料理の方は、慣れ親しんできた油たっぷりの炒めものという中華のイメージとは真逆で、健康食そのもの。味付けもどちらかと言えば薄味です。 厨房は、北京のお店から連れてきた本物の中華の料理人。由緒正しい宮廷料理、西太后時代の料理を食べられるというところに意味のあるお店です。